2011年10月26日水曜日

昔ながらの米作りを今も続けています


岡山県美作市右手の県境近く美味しい米作りをされている方がいます。
藤原さんは女一人で70㌃の田んぼに3種類の稲を植えられて今日稲刈りが終わりハゼ干しをされていました。種類は 「スズハラ」13㌃作付け餅米で他の餅米にない粘りがあり標高の高い所でないと出来ないそうです。「コシヒカリ」40㌃作付け「農林22号」17㌃作付けされていますが近年「農林22号」を作られていると聞いて驚きました、我が家でも昔作付けしていましたが米は美味しいが草丈が長く晩稲で栽培がしにくいため今ではほとんど作られていません。藤原さんは和牛5頭飼育され稲藁が必要のため作付けされていますが現在旧勝田町地区で牛を飼育されているのは1戸だけです。



最後の稲をハゼに架けられていました。



驚いたことに田植えは70㌃手植えだそうで子供さん(女性2人)に手伝って貰い10日ぐらいかかるって植えるそうです、植え付けは苗1本植えで株が張り18本位になり丈夫な株になり草丈が長くても倒れないそうです。昔、田植機を買い植えたそうですが機械が植えた苗を(機械で2~4本植え付ける)1本にするのに手間がいり機械植えは止めて手植えをされています。農林22号は草丈も長く一本に180粒ぐらい籾が付くそうです。稲刈りは一条刈りバインダ-で刈るそうですが草丈が長く機械に絡みつき大変だそうです。



田んぼにハゼをしてビニ-ルで屋根をされています。
田んぼの稲株も手植えのため株間が広いです。



今年新しく鉄骨で作られた7段の稲干し台



10月中に稲脱穀を終了したいが天候が気がかりと言われていました。
籾のまま保管されいるだけ精米されるそうです,
日本中でも珍しいのではないでしょうか、
美味しいご飯でしょうね。
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1 件のコメント:

  1. この家、3人いる孫も社会人なのに入れ替わり立ち替わり帰郷して、5月は田植え、11月は稲刈り、牛の世話をしているんですよ。
    小さい頃から挨拶敬語がきちんとできる綺麗な顔の子達で、いつかこの限界集落がなくなる時に、集落一の旧家生まれのあの子達がきちんと見送ってくれるんだろうなと思うと寂しさも和らぎます。

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